無痛治療
無痛治療について

無痛治療とは
無痛治療とは、麻酔薬を注入することで、
できるだけ痛みを抑えながら行う歯科治療のことです。
麻酔の方法や治療の進め方を工夫することで、治療中の痛みや不快感を軽減し、患者様の負担を少なくすることを目的としています。
歯科治療に対して「痛い」「怖い」といった不安をお持ちの方にも、安心して通院していただけるよう配慮した治療方法です。
こんな方におすすめです
- 過去の治療で痛い経験があり、
トラウマになっている(歯科恐怖症) - 音や振動が苦手で緊張してしまう
- 口の中に器具が入ると「オエッ」となってしまい(嘔吐反射)、治療が苦痛
- できるだけ痛みの少ない
治療を受けたい - インプラント等の
口腔内の手術を行う場合 - 忙しくて通院する時間が取れない
歯科治療における痛みの原因
歯科治療で感じる痛みには、
いくつかの原因があります。
神経への刺激
むし歯が進行すると、歯の内部にある神経(歯髄)が露出したり、刺激を受けやすい状態になります。
その状態で治療を行うと、わずかな振動や温度変化でも痛みとして感じやすくなります。
麻酔時の刺激
麻酔の注射による針の刺激や、麻酔液を注入する際の圧力によって痛みを感じることがあります。
炎症による痛み
むし歯や歯周病によって炎症が起きている場合、神経が過敏な状態になっています。
そのため、通常であれば問題のない刺激でも強い痛みとして感じることがあります。
精神的な緊張や不安
歯科治療に対する恐怖心や緊張が強いと、痛みに対する感受性が高まります。
過去のつらい治療経験がトラウマとなっている場合、実際の刺激以上に強い痛みとして感じてしまうこともあります。
痛みを抑えるための取り組み
表面麻酔の使用
歯ぐきに塗るタイプの麻酔を使用します。歯ぐきの表面を麻痺させることで、注射針を刺す時の痛みを軽減することができます。
電動麻酔器の使用
麻酔の痛みは、針を刺す時の痛みと麻酔薬が入ってくる際の痛みがあります。
電動麻酔器は一定の速度で麻酔液を注入することで、圧力による痛みを抑え、より快適に麻酔を行います。
また事前に人肌の温度に麻酔薬を温めることで違和感を軽減し注入することが可能です。
極細の注射針を使用
できるだけ細い針を使用することで、刺入時の刺激を最小限に抑えます。
針が細いほど、注入時の痛みが少なくなります。
静脈内鎮静法
点滴で鎮静剤を投与し、リラックスした状態で治療を受けていただく方法です。
「うとうと」と眠っているような感覚で、治療中の緊張や嘔吐反射、疼痛反射等の有害反射を抑制します。
全身麻酔
麻酔薬を静脈に注入し、完全に意識のない状態にさせる方法です。
静脈内鎮静方よりも眠りが深く、痛みを感じず治療を受けることができます。不安や恐怖がある方(歯科恐怖症)、長時間の治療が必要な場合には、全身麻酔による治療が選択されることもあります。
また一度に多くの治療を行えるため、通院回数を減らすことができます。